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  • 執筆者の写真しのづか裕子

徒然の7月その1   nobana 二人展

更新日:2019年9月1日

ひたすら続く 様々な用事や仕事や楽しいことで散りばめられた7月が あっという間に過ぎていった。しまいに5年に一度位の激しい喉風邪に見舞われて、電話も出来ない一週間だった。

7月8日から13日まで 銀座2丁目柳通りにある のばなArt Work GINZAにおいて二人展を開催した。オーナー佐藤洋子さんが組んで下さった フィレンツェ在住のジュエリー作家中島薫子さんとの二人展。

中島さんののばなでの展示は2回目だったそうだが、毎夏日本に帰省するタイミングで展示をしようと 去年友人の作家と展示をし、今年はその相方の都合が悪く、オーナーに頼んで陶芸の作家を探していたそう。私はその時期のグループ展を打診されていたので、そのつもりで受けたらなんと2人展ということで、聞いてないよといった感じだった。

かといってドタキャンは嫌だったし まぁ流れに任せてみることにした。出会いはどこにあるかわからないし。

出会いはその中島さんだったような気がする。

鳥取の皆生温泉旅館のお嬢さんの彼女は 28歳で単身フィレンツェに渡り そこで初めて彫金の教室とイタリア語の勉強を始め、現在のご主人と出会い結婚。18年イタリアに住み 中学生と小学生の2児の母として現在はフィレンツェのハイブランドジュエリーAlessandro Barelliniの職人として働く一方、自身のブランドVersiColoriを立ち上げ オリジナルのジュエリーを発表している。

何よりの収穫は 私より少し若い位の彼女の さすが外国のブランドでセールスもきちんと担当している人の持つプロフェッショナルの客対応や、出来た心掛けや人柄や何よりの美しさの裏にある、並々ならぬ努力を至近距離で見られたことでだった。

作家というのは とかく作りましたを言い、売り物ですを恥ずかしがる気風があるが、はっきりと売るということを自覚して手を抜かない姿勢には とても勉強させられた。

展覧会というのはその時々いろいろあるけど、今回はそんな新しい出会いの時だった。








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