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  • 執筆者の写真しのづか裕子

トレイルテイル 報告

去る2020年11月19日~29日の日程で篠塚裕子陶展 トレイルテイル(TOBARIEGALLERY, 奥沢 世田谷区)を開催しました。

このようなコロナウィルスに翻弄された一年でしたが、一年の締めくくりとしての展覧会を開催できたことは本当に大切な体験となりました。開催して下さったトバリエギャラリーオーナー 戸張郁子様、企画して下さいました工企画 濱田始様には大変なご尽力をいただきました。どうもありがとうございました。

去年春と秋にさせていただき、とても緩やかな気持ちの良いギャラリーの気配と、家に近いという利便性も手伝い、今年も是非にとお願いしていました。

今年は私はいろいろと重なり、コロナ禍ならではの豊富なお家時間を制作三昧の贅沢な時間に充てることが出来、なかなかハードな毎日を過ごしてきました。

もう体も気力も限界を超えたところで最後にやって来たスケジュールは、正直もう余力は残ってなくて、今年を総括する以上のことはできませんでした。

春に予定していた展覧会が緊急事態宣言によりウェブサイト上の閲覧という形になってしまったので、初めて実際に展示することが叶いました。

そしてやはり春に受賞式が中止になった香皿・ラタンブーケコンテストに出品した作品の改良と、夏から秋にかけて行われた湖池屋のキャンペーン用作品のおさらいと反省をしてみるという、かなり消極的な内容になっておりました。

コロナの現在蔓延している第三波が確実になり、それまで緩み始めてきた雰囲気が一変、警告が発せられ始めたタイミングに初日を迎えたこともあり、秋の行楽気分もすっかりなりを潜めてしまいましたので、私達も静かにギャラリーを開けてます、といった感じの巣ごもり九品仏でしたが、不思議なことに、九品仏商店街では二店新規開業されたお店があったり、去年より確実に歩いている人が増えたり、郊外の良さがこれからの時代に合った街になりつつある、育つ要素のある場所のように思います。

そんな今年の事情も手伝って、来てくださったお客様は去年と一味違い、地元に根差した方々が多く訪れて下さいました。ギャラリーがここに根差し始めていることが伺える展覧会でした。

今年は結局大した用意も出来なかったのですが、展示のみのコイケヤプライドポテトのキャンペーン用のプライド皿が有ったので、最後にギャラリーの下の階のレストランO RESTO la med.のシェフ 三浦裕司さんにお皿に合わせてタパスを選んで盛り付けて頂きました。

3皿の写真 手前から

☆鴨胸肉の生ハムと洋梨のサラダ仕立て 

☆フランス産プレナワールのガランティーヌのポトフ仕立て 

☆ヌガーグラッセ(卵白,はちみつ,ドライフルーツのアイス)

丁度搬出前のタイミングで、その場にいらっしゃったお客様とこちらのスタッフ達で押しかけてお店で、戻ってギャラリーで撮影会になり、その後美味しくいただきました。


TOBARIEGALLERYは絵画中心のギャラリーです。

工企画による展覧会は今年は11月~12月の3展示でした。

杉並区梅里にあったギャラリー工の什器をその会期中は使わせていただいています。

三回の展示で工さんの什器を目一杯使わせていただきました。




去年の5月のコモレビテイルのレイアウト


去年の11月 ノアノアテイルのレイアウト


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