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コモレビテイル in TOBARIE GALLERY 報告

  • 執筆者の写真: しのづか裕子
    しのづか裕子
  • 2019年5月30日
  • 読了時間: 3分

更新日:2019年8月11日

2019年5月9日から19日まで、大井町線九品仏駅前商店街にあるTOBARIE GALLERY&

CAFFEにてトバリエギャラリーとギャラリー工との共同企画による篠塚裕子陶展 コモレビテイルを開催しました。

7日にはギャラリー工さんからのプレスリリースの甲斐があり、読売、朝日新聞2紙に写真付きでご掲載いただき、とても良い幸先となりました。

トバリエギャラリーも九品仏駅も今までまるで縁のない所でしたが、私にとっては近場でもあり、今回はギャラリー工さんからのお話ということで、思い切ってやらせていただくことにいたしました。

こちらのオーナーの戸張郁子さんは工さんのご主人の元お仕事仲間でいらっしゃって、元々絵画を中心に若手を応援したいという思いで始められたご主人のご遺志を継いで、奥様が続けていくことになったそうです。

この展示を契機に工芸もやっていきたいということで、これから一年に二月程ギャラリー工が企画展を開催するという運びとなっております。

ギャラリーはやはりご主人の思い入れのカフェスペースとカウンター席を復活させるべく、このゴールデンウイークから専属のバリスタが入り、本格的にコーヒーを頂けるようになりました。

まだ新品のように見えるギャラリーは、本当に自由が丘の隣駅とは思えない程ひっそりとした九品仏駅商店街の終わり近くにあり、とても気持ちの良い空間と、美味しいコーヒーとバリスタの河合さんと、半地下の美味しい地中海料理店と、駅の向こうの見事な九品仏を擁する浄真寺にすっかり魅了されて、毎日いい思いで、自分の展覧会でこんなにリラックスしたのは初めてだったと思います。

絵画中心のギャラリーということで当初は壁だけの展示も考えたのですが、結局工さんが什器を持ち込んで下さり展示しました。

会期中流石にローカルな場所なので近場の方々が主でしたが、新聞を見たという方が毎日遠方からも御来廊下さいました。

今回の作品のメインを取ったのは6月末にアメリカのCeramic Monthlyから出版される予定のHOW TO本にメイキング写真を載せるために作ったシリーズ”コモレビ皿”と、それと対になるクロムピンクを使った”エンカウンター”です。

久々のリバイバルを計っている練り込み作品はまだ試作段階ですが、そろそろ始めないと終われなくなるだろうと目下本格始動を計画中です。

この展示は去年のまだ引越し後の不安定さを引きずっていた頃たまたま始まったお話でしたが、何か新しい流れのカギになりそうな予感がしています。

実は今年11月にも再びトバリエギャラリーにおいて個展を予定しております。一年に2度同じ所でやることで、何かを完成させることが出来ると良いなあと思っています。








 
 
 

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