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  • 執筆者の写真しのづか裕子

RARE SEEDS レア・シーズ展2018

のばな Art Work in GINZA にて小関郁子(ジュエリー),篠塚裕子(陶器),前川わと(磁器)による三人展を開催しました。(2018/11/26~12/1)

のばなでのRARE SEEDS展は去年に引き続き2回目となりました。

私が大学を修了直後新任の陶芸非常勤講師になった頃に高校生だった生徒が、その後社会人となり 陶芸を生業にすることになった同学年の3人がいたので、どちらかというと私が見てみたいという欲が立って アレンジさせていただいた展覧会でした。

結局その思いは途中で頓挫し、その3人が同時に見られる機会は実現しませんでした。

その中の一人が残り、他のメンバーを探すことになり、あくまで傍観するつもりだった私が仕切る展覧会を アレンジすることになり、まあ、言ってみれば寄せ集めになるかもしれない会をどうするか、という事態となりました。

そこに至って、それならいっそのこと 私がいなければ成立しない展覧会にしてやろうと、あくまでその残った一人を中心に同じ気配を持つ作家たち、RARE SEEDSが誕生したのでした。

純粋で上手に生きることに不器用な人たち、それゆえにある宝石のような美しさが私は大好きです。

でもそのはかなさが象徴するように、いずれも今年は別の事情があり、様々なシーンがあり、彼らの再びもまた実現しませんでした。

今回の始まりはやはり彼らの一人が途中で出来なくなったことから人選が始まり、新しい3人展として開催する運びとなりました。

今回のテーマはあくまで堅実に安心感のあるお二人との3人展になりました。

前川わとさんは前回の青柳江実子の一つ上の学年のホントの初めての生徒。

わとさんはもうすっかりいっぱしの作家さんなのですが、はるばる富山から快くお受け下さいました。

そしてわとさんのキラキラさを大学時代の同級生の小関さんがさらにテンションを上げてキラキラ²と盛り上げてくださいました。お二人を合わせることが出来たのは本当に本望です。

お二人のおかげで師走間近ののばなは静かに高い鐘の音が鳴り続けておりました。


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