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  • 執筆者の写真しのづか裕子

それぞれのカタチ+18の形展 後の次第


大分遅くなりましたが、1月18日~23日まで横浜赤レンガ倉庫にてそれぞれのカタチ+18の形展に参加しました。

元々は横浜の職場の同僚の企画のグループ展に参加したのが最初でしたが、昨年から、彼が運営に関わっている横浜クラフト協会との合同展になりました。

いつもお祭り気分で参加していたのですが、今回は新年であることもあり、特別放出品に力を入れて、展示してみました。

10~20年物の蔵出し品、パーツの片割れ品、釉掛け不良品などの他、元々は公募展用に結構大型の手を掛けた作品の一部にゆがみ不良のためにボツった作品など。

この作品は構想は気に入っていたのですがなにしろ予定通りいかず、一部どうしても納得できず、没にしたのですが、気合だけは入っていたので、捨てるに忍びなく置き去りになっていました。

いずれリベンジを試みるにしろ、この子はどうせこれからも出番はないし、どなたか持って行って下されば嬉しいという気持ちだけで、展示場の端に潜ませておりました。

超捨て値をつけておいたのですが、何しろ大型なので、誰でも欲しいわけもなく、多少あきらめも感じていた時に救世主が現れまして、なんとも美しく引き取っていただける次第となりました。

昨日とりあえずと、送って下さった写真。こんな目に会えるなんてこの子は本当に幸せものです。

花というものが入るだけで、こんなに優雅に見えるものかと感動さえ覚えました。

きちんとした舞台に乗せていただけるのは夏になるそうですが、昨日は立春でしたし、ちょっとだけお目見えさせていただきます。

花/遠藤桜泉


連花器・梅

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